花の形が似ているハナミズキとヤマボウシ。どちらも街路樹や庭木で見かけることが多いですよね。今回は、ハナミズキとヤマボウシの違いをご紹介します。
|ハナミズキの特徴
ハナミズキの正式和名は「アメリカヤマボウシ」です。北アメリカ原産の落葉樹で、風通しと水はけの良い場所を好みます。開花期は4~5月。花が咲いてから葉が出てきます。ハナミズキは、1912年アメリカへ桜を贈ったお返しに日本へ入ってきました。
|ヤマボウシの特徴
ヤマボウシは、日本・中国・朝鮮半島原産の植物です。ハナミズキと同じミズキ科ヤマボウシ属の落葉樹で、秋には紅葉します。開花期は6月。葉が出てから花が咲きます。水はけの良い場所を好みますが、水切れに弱いです。夏は水不足になりやすいので、朝夕の水やりを欠かさないようにしましょう。
|ハナミズキとヤマボウシの見分け方
ハナミズキとヤマボウシを見分けるには、花と実を見ると分かりやすいです。ハナミズキの花は丸みを帯びていて、実は独立したものを付けます。ヤマボウシの花は、先端がとがっていて、実はイチゴのような小さな粒が集まった形をしています。
|まとめ
ハナミズキとヤマボウシは、繊細な花を咲かせます。日当たりが悪いと、花が付きにくいです。開花後には実を付け、秋には紅葉を楽しめます。四季を感じる植物ですので、お庭のシンボルツリーにもおすすめです。