昔から日本にあるガマズミの仲間です。というと、小さな花が咲く地味な感じを持たれるでしょうが、園芸品種は華やかで、存在感もあるので庭木としても素晴らしいです。
|もっと知名度が欲しい

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ビバーナムは、スイカズラ科の耐寒性常緑低木(落葉低木も有ります)で、ガマズミの仲間です。東アジア、南ヨーロッパが原産地ですが、西洋カンボク、オオデマリなども仲間に含まれ、これは日本にたくさん自生していて、環境的にもとても合っています。芳香のあるものもあり、花、果実、低木、と庭の木として、和洋どちらにも合い、なかなか魅力的です。もっと知名度があがってもよい木の一つです。ビバーナムティヌス、ダヴィディー、カールセファーラムなどの品種があります。
|赤から青い実に

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ティヌスは、春に白い花の集まりが木を覆うように咲き、その後赤い実が付き、熟するとブルーに変化します。暑さ、寒さに大変強く、耐陰性もあり、とても丈夫です。庭木として、日陰でも十分育ちますが、花付きはやはり悪くなるようです。トキワガマズミと別名があるように、一年中美しいですが、花がら摘みを兼ねて花後すぐに剪定をします。刈り込みにも強いので、形重視で好きに切っても大丈夫です。
|鉢植えから育てて

庭
12月に鉢植えで、園芸店に出回っています。耐寒性はありますが、春まではそのまま軒下などで過ごし、気温が安定してから地植えにすると良いでしょう。ティヌスは、樹高2~3mくらいで、外国では目隠しや生垣の定番樹木だそうです。ダブィディは樹高80cm以下なので、使い分けが必要です。カールセファーラムは、別名香り大輪ガマズミと言われるように、芳香があります。
|まとめ

ビバーナムティヌスの蕾
春に赤いツボミは、やがて開花し白になります。切り花にもなり、花も実もフラワーアレンジメントに使えますし、これからますます人気品種になっていくと思われます。花言葉は「私を見て」があります。