ひまわり、あさがお・・・夏の代名詞の花たちにかわり、これからの季節は、お彼岸のころには彼岸花、そばを通っただけで花の名前が思い出される金木犀、さらには菊など紅葉狩りまで秋の花を楽しむことが出来ます。
そんな秋の花たちの中で今回は菊を紹介します。
|菊
●原産国:中国
●キク科
●花期:9~11月
●花言葉:高貴、高尚、真実、私を信じてください、あなたを愛します
●花の特徴:通常直立した幹に頭花をつける、頭状花の周囲に舌状花がある。摘蕾せず小枝の先に多数の花をつけるものもある。
出典:http://minhana.net/wiki/%E3%82%AD%E3%82%AF
|菊の節句(重陽の節句)
桃の節句・端午の節句とならび五節句のひとつである重陽の節句・9月9日は菊の節句ともよばれています。京都の上賀茂神社では重陽神事が行われ、本殿に菊花を供え無病息災を祈願します。
|菊人形まつり
東京では湯島天神の菊まつりが有名です。
これは文京区花の五大まつりの一つで毎年11月に開催されているものです。
“菊まつりの会期中は、湯島天満宮の境内が菊の花でいっぱいに なります。都内では珍しい「菊人形」や長さ2mの「大懸崖」、 一本の茎に数百輪の花を咲かせる「千本咲き」など、丹精こめ てつくられた大輪の2000点あまりの華麗な菊が楽しめます。“
出典:http://www.hanazakura.jp/kiku/syutokenn/bunnkyo.html
湯島天神:http://www.yushimatenjin.or.jp/
文京菊まつり:http://www.city.bunkyo.lg.jp/visitor_kanko_event_kiku.html
|花火も菊の花をモチーフに
夏の夜空では菊や牡丹の花が美しい花を咲かせます。花火の割物はに菊・牡丹・芯菊・八重芯菊・三重芯菊など燃焼する多数の星が光跡を残しながら丸い菊型の花を描くものがたくさんあります。

http://sumidagawa-hanabi.com/untiku.html
|まとめ
菊にはたくさんの種類があります。葬儀の生花祭壇や供花に使われるイメージが強い菊ですが、白・黄・橙・ピンク・青・紫・緑など色も種類も豊富で様々な用途で楽しむことが出来ます。
この秋は今までとは違った目線で菊を鑑賞してみるのはいかがでしょうか。