今回は、実りの秋が待ち遠しい、美味しい果物の花の話題です。
春から初夏にかけて、果物の花は満開を迎え、実りの秋に備えます。なかなか見ることの出来ないお花をご紹介します。
|リンゴの花

青森にて
花の直径は3~4cm。小さな五弁花で、一つの芽から五つの花を咲かせます。つぼみは淡紅色で花が開くにつれて白くなっていきます。花の寿命はとても短く、開花して2~3日で散ってしまいます。
花言葉:「優先」「好み」「選択」
|葡萄の花
あまり目にすることがない「葡萄の花」。
葡萄の花には「花びら」がありません。始めは小さな葡萄のような形の蕾で、カラのようなものを被っています。そのカラが取れると開花になります。開花の時期は1日から2日で終わってしまいます。花は葡萄のように集合していて、1つ1つが受粉して葡萄の粒になります。
花言葉:「陶酔」「好意」「信頼」「思いやり」「親切」「慈善」「酔いと狂気」「人間愛」
|柿の花
柿の花は、新しい枝の葉のわきに花芽をつけて咲きます。ガクは大きな緑色をしていて、4つに分かれているのが特徴的です。花びらは、黄白色のつぼ状で、ガクと同じように4つに分かれています。「雄花」・「雌花」・「両性花」があります。
花言葉:「自然美」
|まとめ
なんとなく果実を連想させる花たち、この季節、産地に行くと見事に咲き乱れています。
初夏の果樹園、ちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょう。