以前はキク科クリサンセマム属に分類されていたので、その名残で今でもクリサンセマムと呼ばれています。また、広く普及しているノースポールの名前のほうがわかりやすいかもしれません。
|特徴~1~

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クリサンセマム、ムルチコーレは、冬のガーデニングでは名が知れている、同種のクリサンセマムが鉢からこぼれそうなほどに、わんさか咲いてくれます。
|特徴~2~

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アルジェリアを原産地とする耐寒性または半耐寒性の一年草です。草丈20cmくらいで、茎はムルチコーレ(たくさん分枝する)の名の通り、根元からよく分枝して広がります。花は通常3月から5月ころまで開花し、直径2cmくらいの鮮やかな黄色の花を咲かせます。
|特徴~3~
少し光沢感のある丸みを帯びた黄色い花を咲かせ、花茎が長く伸びて成長します。乾燥した地域が原産なので少し肉厚の葉が特徴です。株は小さく少し横に伸びる程度ですが花つきがよく目立ちます。移植に弱いので、直まきのほうがいいです。
|育て方のポイント

クリサンセマム
こぼれ種で増えることもある比較的丈夫な花です。日当たりと水はけのよい場所に植えることが必要です。比較的乾燥に強くジメジメは苦手です。次々に花をつけるので、花がらはこまめに摘み取っておきましょう。
|まとめ
花壇に植えたり、プランターに植えて楽しめます。白い花と一緒に寄せ植えにしても白と黄色のコントラストを楽しめそうですね。また、花茎が伸びて咲かせるので小鉢にも向きます。