今回は、テレビや雑誌で話題の「モリンガ」についてです。
「モリンガ」とは、インドを原産とするワサビノキ科の植物で、インド・アフリカ・インドネシアなどの亜熱帯の国々では古来より薬や美容、健康のために多く利用されてきました。
話題になっている理由は〜〜〜
|モリンガとは
日本では、「ワサビノキ」として流通しています。
とても成長が速い樹木で、高さ10~12m・径45cmにまで達します。
花は長さ約1~1.5cm・幅約2cm、良い香りがします。開花は4〜6月ですが、環境によっては1年中見ることが出来ます。
果実は三角柱型で長さ20~45cm、茶色に熟しぶら下がります。
|話題 その①
世界三代美女のクレオパトラはモリンガのオイルを肌に塗り、モリンガのお茶を飲んで美しさを維持していたという話があります。
お茶の香りは麦茶に近く、香ばしいコーン茶のような味わいです。
モリンガには、便秘解消・美肌効果・免疫力アップ・リラックス効果など注目すべき効果がたくさん。更にビタミン・ミネラル・アミノ酸が含まれていて、ビタミンCはオレンジより、カリウムはバナナより、鉄はほうれん草より多く含まれています。
|話題 その②
モリンガは体内の取り入れる他に、種子から取れるオイルにも色々な効果があります。
肌トラブルの改善・美髪効果があり、毎日のスキンケアに欠かせません。
|まとめ
モリンガは、太古のインドの伝承医学として知られている “アーユルヴェーダ” では300もの病気を防ぐと記されています。
また、旧約聖書にも登場していて、モーセがモリンガの木で水を浄化したという話が載っています。この話には科学的な根拠があり、オイルを搾り取ったカスを粉末にして汚れた水に入れると、種に含まれるタンパク質が水の中の汚れを接着剤のように固めてくれます。
※
極めて限られた情報として、モリンガの葉の抽出物を妊娠したラットに対し、高用量を経口投与したところ、流産が見られたとの文献報告があります。妊娠している方・可能性のある方は摂取に十分ご注意ください。