つる性でオーストラリア、タスマニアに3種程度が分布。和名はヒトツバマメ。エンドウに似た小さな花を房状に咲かせます。
|特徴~1~
ハーデンベルギアは、コチョウランを小さくしたような愛嬌のある花が、無数に連なるように多数咲きます。花径は大きいもので1cmくらいです。つる性の常緑低木で、堅い革質の葉をつけ、各葉腋から花穂を伸ばします。
|特徴~2~
花色は紫が基本ですが、ピンクや白色もあります。ハーデンベルギアの別名はコマチフジ呼ばれ、小さな藤のように見えるので名付けられています。つるは育つと2m以上になりますが、巻きつくのではなく、ほかの樹木などに絡まって伸びていくタイプで、刈り込んでいくと一般の低木と同じようにこんもりと茂ります。小苗でもよく花をつける性質があります。
| 特徴~3~

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花は3月~5月に小さな胡蝶蘭に似た形の花を咲かせます。咲いている花は短命ですが次々と藤の花のように穂を垂らして咲き、花後に細い線状の鞘をつけやがて中に数個の豆ができます。
冬の終わりごろから春にかけて咲くので、花の少ない冬に楽しめる貴重は植物です。
|ハーデンベルギアのアレンジ

ハーデンベルギア鉢植え
紫の花が垂れ下がるように咲く姿は、洋風の庭に向きます。鉢植えで育てると小さくコンパクトに維持することになりますが、本来の魅力は大きく育てることで発揮されます。屋外で冬越し出来る暖地ではトレリスやフェンスなどを使って伸び伸び育てるといいでしょう。
|まとめ
フェンスやトレリスに絡ませてもよく、コンテナの寄せ植え材料から、切り花としてフラワーアレンジまで、幅広く利用できます。